悲恋/死ネタ/現パロ/総司落ち
翌日、僕は土方さんの目を盗んでまたあのカフェに行った。
「いらっしゃいまs……ってあれ…昨日の」
「こんにちは」
「こんにちは。昨日はあれから大丈夫でしたか?」
「うん。あの人はいつもあんな感じだから」
「そうなんですか」
「ねぇちゃん。今日は暇?」
「…はい。今日は暇です。」
「遊びに行かない?」
「はい。あと30分くらいで終わるので待っていて頂けますか?」
「うん」
それから30分くらいしてちゃんが来た。
「お待たせしました。終わったので行きませんか?」
「うん」
二人で街を歩いた。
柄にもなく緊張した。
「…沖田さんは」
「うん、何?」
「なんで私のことを誘ってくれたんですか?」
「なんでって…君が可愛いからかな?」
「なっ…!!からかわないでください!」
「からかってないよ。君こそなんで僕と来てくれたの?」
「なんか…優しそうな人だなーって。それに…昨日なんだか寂しそうだったから」
「へぇー…。ちゃんってぼーっとしてそうだけど意外とよく見てるね」
「えっ!どういう意味ですか!」
「別に、そのままの意味だよ」
「え!沖田さん!!」
驚いた。
平静を保ったけどすごく驚いた。
僕の表情とか感情は読みにくいって言われるし、自分でもあまり人に見せない様にしていた。
だからこそ余計に…。
気付いてもらえて嬉しかった。
それからお互いの連絡先を交換した。
僕は病院を抜け出しているのがばれない様に、ちゃんにも、土方さんにも。
ちゃんと会い続けた。
何度も会っていくうちに僕らは自然と恋人と呼ばれる関係になった。
「総司、お前最近俺に何か隠していねえか?」
「なんのことですか、土方さん」
「例えば…勝手に外出してるとかよ」
「なんのことですか?もういいじゃないですか。疲れてるから僕は寝ますよ」
ばれたんだろうか。
土方さんはいいにしてもにこれ以上嘘はつけない。
ちゃんと本当のことを告げるべきだろうか。
自分は病気だって…。ドナーが見つかれらければ治らないんだって…。
それを言ったらどんな顔をするんだろう。
悲しませるかな…。
僕はモヤモヤした気持ちのままと会った。
「…。…司。総司!!」
「え、あぁ何?」
「もう総司ったらどうしたの?」
「いや別に…」
「そう?」
またいつものように二人で過ごした。
別れて家路に向かう。
僕は病院の方向に足を向けた。
土方さん、そろそろ勘付いているだろうな。
今日あたりには、ばれているかもしれない。
このままどこかに脱走しちゃおうかな。
…………!!?
突然の胸への違和感。
今までの中で一番大きな衝撃だ。
僕は耐えられなくなりその場に倒れこんだ。
周りの悲鳴がやけに鮮明に聞こえる。
もう…に会えないんだろうか…。
ちゃんと病気のこと教えておけばよかったな。
後悔ばかりが胸に押し寄せてきた。
激しい痛みと動悸によって僕は意識を手放した。
「いらっしゃいまs……ってあれ…昨日の」
「こんにちは」
「こんにちは。昨日はあれから大丈夫でしたか?」
「うん。あの人はいつもあんな感じだから」
「そうなんですか」
「ねぇちゃん。今日は暇?」
「…はい。今日は暇です。」
「遊びに行かない?」
「はい。あと30分くらいで終わるので待っていて頂けますか?」
「うん」
それから30分くらいしてちゃんが来た。
「お待たせしました。終わったので行きませんか?」
「うん」
二人で街を歩いた。
柄にもなく緊張した。
「…沖田さんは」
「うん、何?」
「なんで私のことを誘ってくれたんですか?」
「なんでって…君が可愛いからかな?」
「なっ…!!からかわないでください!」
「からかってないよ。君こそなんで僕と来てくれたの?」
「なんか…優しそうな人だなーって。それに…昨日なんだか寂しそうだったから」
「へぇー…。ちゃんってぼーっとしてそうだけど意外とよく見てるね」
「えっ!どういう意味ですか!」
「別に、そのままの意味だよ」
「え!沖田さん!!」
驚いた。
平静を保ったけどすごく驚いた。
僕の表情とか感情は読みにくいって言われるし、自分でもあまり人に見せない様にしていた。
だからこそ余計に…。
気付いてもらえて嬉しかった。
それからお互いの連絡先を交換した。
僕は病院を抜け出しているのがばれない様に、ちゃんにも、土方さんにも。
ちゃんと会い続けた。
何度も会っていくうちに僕らは自然と恋人と呼ばれる関係になった。
「総司、お前最近俺に何か隠していねえか?」
「なんのことですか、土方さん」
「例えば…勝手に外出してるとかよ」
「なんのことですか?もういいじゃないですか。疲れてるから僕は寝ますよ」
ばれたんだろうか。
土方さんはいいにしてもにこれ以上嘘はつけない。
ちゃんと本当のことを告げるべきだろうか。
自分は病気だって…。ドナーが見つかれらければ治らないんだって…。
それを言ったらどんな顔をするんだろう。
悲しませるかな…。
僕はモヤモヤした気持ちのままと会った。
「…。…司。総司!!」
「え、あぁ何?」
「もう総司ったらどうしたの?」
「いや別に…」
「そう?」
またいつものように二人で過ごした。
別れて家路に向かう。
僕は病院の方向に足を向けた。
土方さん、そろそろ勘付いているだろうな。
今日あたりには、ばれているかもしれない。
このままどこかに脱走しちゃおうかな。
…………!!?
突然の胸への違和感。
今までの中で一番大きな衝撃だ。
僕は耐えられなくなりその場に倒れこんだ。
周りの悲鳴がやけに鮮明に聞こえる。
もう…に会えないんだろうか…。
ちゃんと病気のこと教えておけばよかったな。
後悔ばかりが胸に押し寄せてきた。
激しい痛みと動悸によって僕は意識を手放した。
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2012/09/09
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