いくら着飾ってもそれを見せる相手が貴方じゃなければ着飾るのなんて面倒。
どれだけ甘い愛を囁くことだって貴方に囁いてもらうんじゃなければときめくことなんてない。
そう、私の心を満たせるのは貴方しかいないの。
だから…私の所に戻ってきて…。
貴方が死んだなんて信じられないの。
もう籠の中の鳥でいるのは嫌。
好きでもない相手になんて嫁ぎたくないの。
藤堂様、お願いだから私を連れて何処か遠くへ…。
どれだけ願ってももう届かない。
貴方と一緒になれないなら生きていても仕方ないわ。
さぁ…貴方の待つところへと逝きましょうか。
[0回]
PR