悲恋/死ネタ/人外
俺はまた山へ頻繁に登るようになった。
幸せな時をまた刻んでいた。
でも、幸せな時間って長くは続かないもんだな…。
伊東さんが殺された知らせを受けた。
俺はとりあえずに会いに行った。
「、!!伊東さんが殺された!俺も多分これから其処に向かう!」
「なんだと…!平助も向かうのか?」
「あぁ!いってくる!」
「のぅ、平助。」
「ん?」
「妾と此処で一生暮らさぬか?戦いから離れて平穏なこの地で…。妾の結界で戦が起きても此処には何も届かぬ」
「…。どうしたんだよ、そんなこと言って?」
「なんだか…嫌な予感がする」
「…。俺が死ぬ場所はの腕の中だけだ。心配すんなって!必ず戻ってくるから!」
「待っておる…」
俺はそう言って山を駆け下りた。
正直言うとさ、この時俺も少し不安だったんだよな。
お前にもう逢えなくなる気がしてた。
PR
2012/10/08
//
この記事にコメントする